【HSK】日本人には簡単!8か月で6級を取得した勉強法

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中国語検定よりもHSK!

日本では、中国語検定を受ける人も少なからずいるようですが、

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中国をはじめ海外では、中国政府認定資格であるHSKが、圧倒的にスタンダードです。

日本でも近年中国語検定ではなく、HSKを受ける人が増えているようです。

例えば、外国語で唯一の国家資格である通訳案内士試験においても、

中国語の場合は、2016年度試験より、

従来の中国語検定1級取得者のほか、HSK6級取得者も、外国語筆記試験を免除されることになりました。

これからの伸びも考えて、受けるならHSKをオススメします。

 

日本人には大きなアドバンテージがあるHSK!

HSK1級、2級は、正直あまり受ける意味はないと思っています。

あまりに簡単だからです。

なぜかというと…

 

6割とれれば合格!

1級、2級は200点満点中120点、

3級~6級は300点満点中180点と6割とれれば合格です。

例えば、リスニングで5割しかとれなくても、リーディングなどで挽回できます。

 

日本人がニガテなスピーキング試験は、なし!

1、2級はリスニングとリーディングそれぞれ100点ずつで200点満点、

3級~6級はそれにライティング100点が加わり、300点満点です。

リーディングに関しては、日本人は漢字を知っている分、大きなアドバンテージがあります

特に、経験豊かなオトナが受ける場合、

知っている単語が少なくても、

文章読解能力と、漢字を認識・推測する能力を使って、

ほかの国の人に比べ、圧倒的有利にリーディングの点数をとることができます。

また5級、6級の長文のリーディングでは、理科や心理学の分野などから文章が出題されることが多くあります。

少しでもその分野の知識があった場合、文章の意味がさらにつかみやすくなります。

それに、問題の答えは、4つの選択肢から選ぶ形式です。

日本人なら、3級または4級からの受験で問題ないと思います。

 

HSK対策は単語帳をやるのではなく、過去問を解きまくろう!

わたしは去年の7月から中国語の勉強を開始し、

今年の2月21日に6級を受け、計227点とり合格しました。

(ちなみに、中国では毎月HSKの試験が行われています。また、日本と同じ紙と鉛筆を使う試験のほかに、パソコンを使った試験も受けることができます。上海までの飛行機がすごく安く出ていますし、もし時間がない場合などは、上海などで受けるのもひとつの選択肢かもしれませんね。)

これは、以前に書いた「オトナ勉強法の極意」にも通じることですが、

わたしは、HSKのために単語を覚えることはほぼしていません

単語だけ覚えるのは、

覚えるのが大変なうえに、面白くなく、続けることが難しいと思ったからです。

 

しかし、留学中、まわりの同級生のなかには、

試験範囲の単語(4級で1200語、5級で2500語、6級で5000語となっています)をひたすらに覚えている人がいました。

6級の勉強のときなど、四六時中単語を覚えていましたが、結果一回目の試験では落ちてしまっていました。

6級は最高難易度であるだけに、確かに難しく、

使われる単語も、なかなか高度です。

 

しかし、わたしは、過去問を何年分も、何回分もひたすら解くことを選び、

結果、1回目のテストで合格することができました。

過去問を勉強する理由は主に、

各級ごとに少し特殊な問題形式に慣れ(時間配分も大切)、

出てきた文章を通じて、知らなかった単語を覚えるためです。

単語帳でアルファベット順に単語を覚えるのではなく、

文章の内容とともに単語を記憶することで、頭に残りやすくなります。

 

ちなみに、模擬問題集でもいいのですが、

本によっては難易度が実際よりやさしいことがあります。

そうなると、本番で困りますから、過去問が一番いいと思います。

また5級、6級のリスニングでは少しだけひねった答え、トンチのような問答が出てくるのですが、

そのひねり具合は、過去問をやっていると少し感覚がつかめ、

新しい問題を解くときも推測ができるようになります。

 

HSKは大切!資格が必要ない人も中国語レベルを上げるために受けてみよう!

わたしは中国語を勉強する間、

常に、自分のレベルから少し上の級のHSKに申し込んでいる状態でした。

結果、これが明確な目標につながり、勉強のハリになってとても良かったと思っています。

4級、5級、6級を取得するたびに、自分の中国語レベルが一段上がったことを実感でき、達成感を得ることもできました。

 

特に、独学で勉強をする場合、

リスニング力向上のための勉強として、HSKの過去問を利用するといいと思います。

なぜなら、ラジオを聞くのはまだ少し難しいですし、

テレビだとだいたい理解できるかもしれませんが、おそらくかなり字幕に頼ってしまっており、

純粋なリスニングの勉強ではないからです。

 

また、中国語の先生が教えてくれた、HSKを使ったスピーキングの勉強法を紹介します。

HSK4級、5級のリスニングのスクリプト(2~3回分が適当な量かと)を、

毎日1度か2度寝る前に読む。

声に出して唱えるようにして、早く読む。

それを毎日繰り返していくと、だんだんとその文章を覚えることができます。

これがスピーキング力の向上にとても役立ちます。

会話に必要な、基本的な単語が自然と口からついて出るようになるのです。

ぜひやってみてください。

 

 

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