HSKの級について
HSKは1級から6級まであります。
しかし、1級、2級はあまり受ける意味はありません。
これは漢字に全くなじみのない外国の人が受けるもので、
多くの漢字を中国語と共有している日本語をつかう日本人にとっては、簡単すぎるのです。
受けるならまず3級から目指しましょう。
3級は、基本的な単語や文法をきちんと勉強してからでないと、受からない難易度です。
HSKすべての級共通ですが、6割とれれば合格です。
満点を目指す必要はないので、どんどんチャレンジしてみましょう。
中国語勉強の目標として、HSKを生かしていきましょう!
HSK何級受けるべき?
中国語の勉強をしているけど、何級をまず受けようか?
悩まれる方もいるかと思います。
そこで、HSKの中国公式ホームページにある、最近の過去問題から各級の問題を抜粋してみます。
一応1級から、6級まですべての級を載せます。比較しやすいよう、すべて読解の問題です。できるだけ単純な形式の問題部分を選びました。
級を選ぶときの参考にしてみてください。
【1級】
※例のように、問1~5の( )内に、A~Fの語を正しく入れる問題です。
A 坐 B 前面 C 没关系 D 名字 E 汉语 F 月
例如: 你 叫 什么 ( D )?
1. 昨天 是 8 ( ) 19 日 。
2. 那个 饭馆儿 在 火车站 ( )。
3. 你 会 说 ( ) 吗 ?
4.男: 你好 ! 王 先生 在 吗 ?
女: 在,请 ( ), 我 去 叫 他 。
5.女: 对不起,我 不 会 做 饭 。
男:( ),我 会 。
※ここでは省略しましたが、1級と2級にはフリガナのように、漢字の上にすべてピンインがふってあります。ピンインから中国の勉強をはじめる欧米系の学習者に配慮してのことかと思います。
【2級】
※これも、例のように、問1~5の( )内に、A~Fの語を正しく入れる問題。
A 完 B 进 C 过 D 千 E 贵 F 自行车
例如: 这儿 的 羊肉 很 好吃, 但是 也 很 ( E )。
1. 这个 船 非常 大, 可以 坐 几 ( ) 人 。
2. 请 ( ), 这 就 是 我 的 房间 。
3. 昨天 的 考试 题 太 多, 我 没有 做 ( )。
4. 我 没 去 ( ) 中国, 我 希望 今年 能 去 中国 旅游 。
5.女: 对不起,我 不 能 和 你 一起 去 买 ( ) 了 。
男: 没 关系,我 知道 你 很 忙 。
【3級】
※これも、例のように、問1~5の( )内に、A~Fの語を正しく入れる問題。
A 其实 B 感冒 C 附近 D 舒服 E 声音 F 把
例如:她说话的( E )多好听啊!
1.电影马上就要开始了,( )手机关了吧。
2.他很高,这张桌子太低,坐着很不( )。
3.您可以选择火车站( )的宾馆,住那儿会更方便。
4.天气冷,你多穿点儿衣服,小心( )。
5.对一个女人来说,漂亮、聪明都很重要,但( )更重要的是快乐。
【4級】
※これも、例のように、問1~5の( )内に、A~Fの語を正しく入れる問題。
A 禁止 B 海洋 C 推迟 D 坚持 E 顺便 F 估计
例如:她每天都( D )走路上下班,所以身体一直很不错。
1.你去买啤酒吗?( )帮我买一盒牛奶吧。
2.刚才听广播说明天可能会下大雨,足球比赛恐怕要( )了。
3.飞机上( )使用手机,飞行过程中手机也要关上。
4.明天就可以在网上查成绩了,我( )这次考得不坏。
5.地球上约 71%的地方是蓝色的( )。
【5級】
※次の文章中の(1)~(3)に入る語として正しいものを、それぞれA~Dから選ぶ問題。
在沙滩排球场上,半躺在沙滩椅中,头顶着蓝天,脚下踩着软软的细沙,吹着海风,享受那份惬意。阳光下,球场两边各有两名 (1) 着太阳眼镜、晒得一身古铜色 (2)的运动员在网前争夺。满身的沙子,还有满身的汗水,在蓝天白云的衬托下,阳光的照射下,动感而 (3)活力。
(1) A 穿 B 带 C 挂 D 戴
(2) A 皮肤 B 身体 C 头发 D 胳膊
(3) A 形成 B 包括 C 充满 D 实现
【6級】
※文章中の( )内に入る語が、すべて正しいのは選択肢A~Dのうちどれか、という問題。
1.高中生与初中生相比,在做出判断和决定前能更多地( )各种事实和可能性,( ) 行动的各种可能后果,决定一旦做出也能更( )地见诸行动。
A 考察 预料 明显
B 考虑 预计 迅速
C 考验 预见 充分
D 思考 预测 显著
2.电影最大的乐趣,在于营造出一个独具( )的光影世界,在这个世界里, 不仅可以使人得到( )和娱乐,更可以有所感悟和回味,充分( )到“电 影是浓缩的人生”这一特点。
A 魅力 放松 体会
B 力量 轻松 理解
C 特色 趣味 意识
D 见解 休息 反应
以上、ざっと読解の問題の一部のみ抜粋してみました。
何級から受けるかの目安になればと思います。
改めて見てみると、5級から急に難しくなるような印象を受けます。
問題数はもちろん級数が上がるつれ増えていきます。
6級は問題数がめちゃくちゃ多いです。
答えを知りたい、ほかの問題ももうちょっと見てみたい場合は、以下のリンクから過去問題のPDFを確認してみてください。