11月11日中国の「独身の日(=光棍节)」って?

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11月11日は光棍节

今日は、中国では「独身の日」で、なんといってもネットショッピングの一大セールの日として有名です!

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中国では独身の日は「光棍」というのですが、光棍は光る棒の意味です(节は「日」のような意味。)

この棒が独身の1人の人間に見立てられ、11月11日はその棒が4本ある(1を棒にみたてる)ということから、独身の日とされています。比較的新しい記念日で若者の間で祝われ始めたそうです。

この日に目をつけたのが、ネットショッピングサイト最大手、淘宝(タオバオ)を運営するアリババグループでした。

11月11日の午前0時から淘宝内で1日限りの激安セールを始めたのです。

11月11日は「双十一节」とも呼ばれます。漢字を見てのとおり、二つの11の日という意味ですね。これはアリババグループが広告などで使い始めたセールのキャッチコピーからきています。

 

中国ではみんな買い物の話題でもちきり

今では、ほかにも多数のネットショッピングの会社がこの日に、一斉にセールを行っており、11月11日が近づくと、中国ではみんな「今年は何買う?」という話題で持ち切りになります。

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↑これは2015年10月くらいから、上海の地下鉄駅構内に現れた、11月11日のセールの広告です。5割引きって書いてありました。女の人がステッキから出しているのは、いろんな日用品。

こんな感じで前々から広告もかなり出されていて、11月11日は本当にお祭りです。

午前0時になるとみんながネットショッピングサイトにアクセスするため、フリーズしたり、人気商品は数秒で売り切れて買えなかったりという嘆きの声もよく聞かれます。

また、何より不便なのは、ネットショッピングで買った商品は中国の宅急便(快と言います)で届けられるんですが、この期間は数が多すぎて、通常では3、4日で来るようなところでも、2週間以上かかったりするのです。

今年でこのセールも8年目ということで、若者を中心に、「安いといっても元々の定価を上げたりしてるのよ」とか「欲しい商品はどうせ競争率高くてどうせ買えない」などの冷めた意見も聞かれました。

 

2016年の取引額は過去最高!

しかし、淘宝の今年(2016年)の売り上げはまた過去最高を更新したそうで、まだまだこのセールの勢いは衰えないようです。

今年は取引額2兆円行くかもと予想されているそうで、どこかの国の国家予算みたいな額…

すごいですね!

ちなみに、日本でもソフトバンクグループが、11月11日を「いい買い物の日」と呼び始めたみたいですね。去年(2015年)、日本でその広告を見て、「へー」と思っていたのですが、あんまり日本で盛り上がっているような印象はないですね…。

ソフトバンクの孫社長とアリババグループの馬社長は交流があり、両会社の関わりも深いからなのでしょうか。

日本だと一年に何度かあるamazonプライムセールのほうが盛り上がっているかもしれませんね。

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