中国でも話題!掃除のプロフェッショナル新津春子さん

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先日(7月12日)テレ東のバラエティ番組「ありえへん∞世界」に、新津春子さんが出ていました。

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最近、NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」や、「金スマ」「世界一受けたい授業」などの番組に立て続けに出演され、日本で大きな話題となっていますね。

羽田空港を「世界一清潔な空港」認定へと導いた立役者であり、80種類の洗剤と50種類の掃除道具を自在に操る、正真正銘の掃除のプロとして、大活躍されています。

掃除の技術だけでなく、彼女の「やさしさ」をもって掃除をすることが一番大事、という姿勢が、いま日本人の感動を呼んでいるようです。

 

こんな新津春子さん、6月の多数のテレビ出演後くらいから、中国でもニュースとなっていて、見かけることがありました。

たとえば、(腾讯新闻  2016-07-04)には、日本の番組「プロフェッショナル仕事の流儀」の内容と写真をもとに、「700人の日本人を率い、世界一清潔な空港に磨き上げたおばさん」というタイトルの記事が載っています。

内容はほぼ日本での放送内容と同じで、翻訳して中国人向けに紹介しています。

それに対する中国人読者反応はと

「先入観をとりはらって、心から敬服する。…(中略)…一つの国の公共衛生状況がこんなにも清潔であるなら、なぜそこから我々は学ぼうとしないのか。私たちの街がいまよりきれいになって、役人の汚職がなくなったとき、中国は真に強大な国家となる。」

このコメントがいま現在一番共感を集めているようです(いいね!の数が多い)。ほかにも、

「見てよ、日本では清掃員も国宝級の人物とみなされる、それに比べて私たちの清掃員の扱いは…!」

「私は羽田空港に行ったことがある。あそこのトイレはドバイの7つ星ホテルよりキレイだった。機械で掃除してるのかと思ってたら、ひとの手にやっているなんて。これは仕事への取り組み方によるものだろう。人によっては、掃除の仕事は恥かもしれない、でも、このおばさんからすると、これは芸術なんだ」

「仕事には、こういう真剣な気持ちが必要だ!できるならできる、できないならできない!なんでも、〈だいたい〉できたなんて態度で望んじゃだめ。我々に欠けているのは、この真剣な気持ち!!このニュースから、仕事の質を左右しているのは人種ではなく、教育と環境だということがわかる!!」

 

よく、日本にまつわるニュースのコメント欄は、荒れていることが多いのですが(中国にも日本と同じネトウヨのような存在がいて彼らが書き込んでいるとのこと)、

ざっと見た限り日本の清潔さに私たちは学ばなければならないという意見が多いように思います。

もちろん日本に否定的なコメントもゼロではありませんでした。

 

あとは、中国にも掃除のおばさんというのが至るところにいるのですが、

掃除のおばさんが称賛と尊敬を集める日本の状況に驚き、私たちも自分の国の掃除のおばさんたちを尊敬しなければという声も多かったです。

 

また、独自に新津春子さんにインタビューする中国の新聞(南方都市报)もありました。新津さんは流ちょうな中国語でやりとりされているようでした。

 

これからも、新津さんのご活躍を見守りたいと思います。

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