アジア最大のディズニーテーマパークである、
上海ディズニーランドが6月16日オープンしました。
中国では、この前後からディズニー関係のニュースが非常に多く、人々の関心の高さがうかがえました。
簡単にそのニュースを紹介していきます。
まず、プレオープンの段階から、よく話題になっていたのは、
ディズニーランドのチケット、そして園内の食べ物の高さ。
では、ここで上海ディズニーの入場券の値段を見てみましょう。
(新浪网 2016-02-03)によると、
①大人1人につき、ピーク時499元(約7680円) /通常時370元(約5700円)
②子供(身長1m~1m40cmの者)とお年寄り(65歳以上)は、ピーク時280元(約4310円) /通常値375元(約5780円)
③身長1mに満たない乳幼児は無料
※ピーク時とは、祝日、週末、夏(7月8月)
東京ディズニーランドは大人7400円なんで、日本人からするとものすごい高いとも言えないですね…。
あと、子供は年齢ではなく、身長で振り分けられるのが日本と違うところ。日本では、中人(中学・高校生):12~17歳 / 小人(幼児・小学生):4~11歳という区分のようです。
ちなみに、入場の際の注意事項として、1)自撮り棒の持ち込み禁止 2)16歳以上はコスプレでの入場禁止とありました。日本もかもしれませんが、中国ではものすごく自撮り棒が流行っているので、残念に思う若者は多そうです。
食べ物は、未開封のものに限り、持ち込みが許されるそうです。
というのも、園内で購入する食べ物の高さが、よく槍玉に挙げられているのです。
(秋后算账 2016-05-23)によると、
ピザセット(ミッキーの形をしたピザ〔一人分〕と飲み物) 85元(約1310円)
ミッキー肉まん 35元(約540円)
ターキーレッグ 55元(約850円)
城のなかにあるレストランのセットメニュー(前菜+主食+デザート) 368元(約5670円)
しかし、これも中国人の一般的な感覚から言うと高いのでしょうが(上海の街角では肉まんは2元〔約31円〕で売られていたりします)、東京ディズニーランドの値段に慣れている日本人にとっては、そこまで騒ぐほどでも…という感覚かもしれませんね。
ちなみに、東京ディズニーランドのターキーレッグは700円でした。
む、上海ディズニーやっぱ結構高いな。
それから、(宜宾新闻网 2016-06-23)によると、
園内の食事の7割は中華料理であり、2割がアジア料理(タイ・日本・韓国・インドネシア料理など)、そして残りの1割が西洋料理(ホットドック、ハンバーガー、ピザ)だそうです。
客の大部分を中国人と見込んでいるだけあって、中華料理が多いんですね。
わたし、上海ディズニー、実はまだ行ってません…。
ちょっと行きたいような、しかし、人の海、人の山だろうなぁ(中国語でよく、そのような状況を人山人海と言います)。
引き続き、中国のディズニーファンによる攻略案内、中国メディアによる上海ディズニーの評価などを、翻訳して紹介していきたいと思います!
※日本円換算は2016-07-12現在のもの。1元=15.4円で計算。